Mi amas vin.

My life is my message

恋愛はすべて親子関係に辿り着く。

 

 

直と関係を終えるってなってからというもの

怒涛の如く、玉ねぎの皮を一枚一枚剥いでいくような気づきが起きている。

 

物理的に離れるその日まで、

きぼうのいえの整理をしたり、退去の準備やら何やらで今、いっしょにいる。

みんなにびっくりされるけど、こころがしんどくなる時もあるけど

もうすでに確定している終わりに向かって

パートナー関係がなくなっても

人間としてはお互いに大事な存在だよねって時間を過ごしている。

 

 

 

 

この前のブログで

初めて『抱きしめてほしい』と、

言えたあとに、

たくさん流れた涙とともに、

小さなわたしが出てこれた。

mayu76.hatenablog.com

 

 

 

 

わたしは

傷を持っているわたしの部分、人間部分のわたしの願いに

「わたしだけを見てくれる人がいい」というものがある。

 

 

直と付き合いだしてから、9ヶ月間ほどだった時

茉優は直しか見てない、他の男性は見ることなく

直も茉優しか見てない、他の人のことは見ていなかった

 

ずっとお互いは、お互いを見つめ合い続けながら、

これからも関係が続いていくと思っていた。わたしは信じていた。

その時は、お互いがお互いに惹かれあっている感覚があったし、

せっくすだってお互いに満足な状態だったりした。

 

 

でもそんな時にあるきっかけがあって、

直が茉優以外の人とせっくすしたいかも?みたいになったのだ。

初めて直が茉優以外の人を見た瞬間だった。

わたしは本当は深い絶望がそこにあった。

でもその頃大学生だったわたしは、

わたしの本心から遠いところを生きていたから、

悲しむことができずに、

「いいじゃん!せっくすしてきなよ!」と言って送り出したのだ。

 

 

 

そこから、

実はわたしの中で感情のほつれ的な

何かボタンのかけ違いのような歪みが生じだしていたのだと

去年直以外の男性とせっくすした時に気がついていた。

 

mayu76.hatenablog.com

 

 

分かってはいたけど、それでもでもまだ、

あの時の悲しみを引きずっているわたしがこんなにいたとは、、、、

って今回なったのだ。

 

 

 

 

 

ねえどうして茉優を見てくれないの?

ねえどうして置いていくの?

 

わたしのことだけを見てほしいよ

 

 


そんな声。

そんな子。

そんなわたしが直の前で出てきて。

 

 

 

そんな声を

泣きながらいってるわたしを見て

直が『赤ちゃんみたいだね』って言って

 

 

わあ、、これは直に向けて放ってたけど、

これ、完全にお母さんに言ってるんじゃんね

 

ってなった。

 

ずっとわたしを見てくれる人がいい

ずっとわたしを見てくれる人を失いたくない

ずっとわたしを見てて欲しかった

 

 

わたしが小さい頃、親が離婚してから、

お母さんは仕事と彼氏とで

十分に愛情表現をされなかったって

お母さんはわたしよりも大切なものがあるんだって

お母さんがわたしの元を離れるその度にもうわたしのところに帰ってきてくれないかもって

そんな思いを感じていた子が

わたしの中のどこかにずっと残ってて。

 

だから直がひとりの時間が必要な人だったんだけど、

直がわたしのところを能動的に離れようとするたびにわたしの傷は反応していた

こんな風にね。

 

 

 

分かってはいたけどこれまでよりもより一層深く

その傷に触れているわたしの一部の存在を感じる。

そんな出来事だった。

 

 

人間の気づきというのは螺旋状だから、

また同じような景色に見えていても、

それは必ずより深く、より真実に近づいているのだろうなと思いながら。

 

 

そして今日、今度は直の方も

茉優から欲しかったものが

実はお母さんから欲しかったものなのだと気がついた。

anzuruyori-umugayasushi421.hatenablog.com

 

 

 

わあ、本当に、

恋愛というものは

パートナーシップというものは

こんな風に

自分の親子関係、

自分の中の親に対する感情・感覚

自分の中で親から欲しかったもの

そういうものがどうしたって出る。

 

最後には必ず、親子関係に辿り着くのだ

 

 

そして、

パートナーシップを通して

相手を鏡として

それぞれ自分と向き合い、

自分を癒し合う道を歩んでいたはずが、

いつの間にか、

親から欲しかったものを埋め合う関係に、私たちはなってしまっていた。

だから、親子はせっくすしないから

私たちはせっくすれすになった。

ときめかなくなった。

恋できなくなっていった。

 

 

直の「直だけをみてて欲しい」にわたしは自分のキャパを超えて付き合い、

なんでもかんでも事あるごとにわたしに頼みごとをしてきたり、

「何をしても許される、何をしても愛される」

それを茉優を通して実感しようとする直に嫌気が差してきたりしていた。

わたしだって、散々直から

わたしがお母さんから欲しかったものをもらってきたくせに

「わたしはお前の母親じゃねーんだよ!」ってよくキレたりしてた。

 

 

 

わたしもわたしで

侮辱の傷の「マゾヒストの仮面」を持っていたから

自分の都合お構いなくキャパを超えてやっちゃうから

わたしの中に不満が溜まり、常に直から見返りが欲しくなっていった。

直の一番の願いである「触れて欲しい」という願いに

応えたいと思えなくなっていた。直を喜ばせたいって思えなくなっていた。

だからわたしの願いだった「好きの気持ちでせっくすしたい」って願いを

直も直で叶えてあげようとはなかなか思えなくて

せっくすれす状態の完成。

 

 

直は

価値がある自分でいたかったがために

茉優は

断ったら離れていってしまうかもって恐れがために

相手の親役をやってしまって

 

 

お互いの一番欲しいものが

満たし合えない状態だった。

 

 

だから終わるわけなんだけど、

わたしはこの先、

この小さなわたしをより深く癒していく道のりを歩むんだなあって思ったの。

 

 

 

誰かと1対1で深く愛し合いたいってわたしの魂の願いと

わたしだけを見ててくれる人がいいっていうわたしの人間の願いと

とってもよく似ていて

ごっちゃになってしまうからこそ。

 

 

直がこれから女の子たちとしようとしている事

直の喜びのままに女の子と触れ合う事

それがわたしの中で「裏切られた」って感覚になって

この人は1対1で深く愛し合える人ではないんだ

って判断する。もういいってなってきた。

 

 

でも本当は

相手が誰かとどんな関わりをしようとも

揺らがないものがある。

わたしの安心は外側につくるものじゃない。

 

 

わたしだって、

実際に、惹かれる人、好きな人とせっくすしても

直への気持ちや感覚は全く変わらない。

 

自分は平気でしていることを

直にも当てはめることがどうしてもできないのだ

強く強く胸が反応する。

 

 

直が今日お母さんにしていたこと

お母さんの胸で泣く、ということ

わたしも自分のお母さんにするって想像したら、

これまで「お母さんはわたしのことはどうでもいいんでしょ」って

すね続けていたわたしが決壊してしまうなって思った。

 

でもきっと決壊させたいんだと思った。

今回の、直と別々の道を歩むことになったこと、

まだお母さんに言えてなくて、

それはきっと、お母さんの前で泣いちゃいそうなわたしに

薄々気がついているから。それを恐れているから。

 

 

わたしが作り上げている世界だったんだって気がついた。

怖くて怖くてたまらなかったけど

「お母さんは茉優が小さい頃、茉優を愛してた?」ってことも聞けた。

表現は拙かったかもしれないけど、そこにずっと愛はあったんだって分かった。

お母さんもお母さんで「どうしたらいいのかわからなかったんだ」って話してくれた。

少しづつ、わたしとお母さんの心の距離は近づいている。

ハグだってできるようになってる。

 

mayu76.hatenablog.com

 

 

ただ、まだ、どこか甘えきらない

ただ、まだ、どこか素直に涙を見せきれない

 

そんな自分に気がついたよ

 

わたしはお母さんが生きているうちに

自分のお母さんの胸の中で泣いてみたい

何も強がらず、

染み付いている「一人でできるもん」を発動させず

お母さんの前で素直な子どもで在ってみたい

 

 

それがきっと、

わたしの奥深くが溶けるのだなと。

 

きっとそれをわたしはもう感じたことがある。

きっとその温もりや愛をわたしは知っている。

在るものしか「ない」「欲しい」と嘆くことはできない

 

きっとそれを思い出してゆく道。

わたしがわたしと、より深く繋がりなおす、そんな道。

 

 

本当に直との4年間は

自分の核、傷、根っこと向き合い続けた。

 

その結果、

本当にわたしは変わった。心からそう思う。

 

 

直と出会うまで、

本当にわたしは恋愛が苦しくてたまらなかった

本当にわたしは怯えの中を生きて不自由だった

mayu76.hatenablog.com

 

 

でも今は、

こんなにも世界から愛を受け取れていて

こんなにも世界は自由で

こんなにも尊いものなんだなと感じてる。誰かと生きること、誰かを好きになること、誰かと恋愛関係、パートナー関係になるということが。

 

 

本当にたくさんのわたしを教えてくれた。

本当にたくさんの感情を味わせてくれた。

 

そしてすべてが繋がっている。

その親のもとに生まれたことも

そういう家庭環境だったことも

親に抱いている感情も

全部が全部、わたしがわたしの使命を生きることに

わたしがわたしの人生を歩むことに

わたしがわたしの喜びを生きることに

必要不可欠で

真逆に見えるようなことも繋がってて。

 

 

だから安心して親を恨めばいいし、安心して親を愛せばいいし、安心して親に甘えたらいいし、安心して親とぶつかったらいい。

 

どうしたってすべてはわたしのための道に繋がってるから。

 

 

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