Mi amas vin.

My life is my message

セクシャリティーってもの。


私が大学辞めてすぐのころ。

2年前にタイ行きの飛行機で、

たまたま隣の席だったフランス人のトマ。

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初対面で機内だけど、

彼がゲイであることをオープンにしてくれたのをきっかけに、わたしたちは

めちゃくちゃ性のことぶっちゃけトークした。そのころ性のことでぶつかってばかりの私たちのこともぜーーんぶぜんぶ話してた。笑

ほんっとうに初対面とは思えないほどの深い話をした。たのしかった。

 

それが結構強烈な思い出になってた。

 

 

直と性のことを向き合うことが苦しかった頃のわたしに、

 

あーやっぱりわたしにとっては

直とのことが、性のことが、

わたしの真ん中にあるものなんですね

 

って、やっぱそうなんですね、降参します

 

って、神様に参った状態にさせてくれた、ターニングポイントのような出会いだった。

 

それはわたしの背中を押してくれるものだった。

 

 

 

そのおかげで繋がり続けた縁。

 


そんなトマと今日2年半ぶりに、

愛媛で再会した。

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あのころは、

わたしはなおとのせっくすにおいて

喧嘩だらけ。問題というか、課題だらけで。笑

 


性的な時間があるその度に喧嘩していた。

そのことで深い傷を負うことだってあった。

 

 

 

でも、めげずに、懸命に、

わたしたちは、

性に関する、

【自分が感じたこと、想い、ニーズ】を

これでもかと伝え合ってきた。

真正面に。ばか正直に。

時には目を伏せたいような

醜い部分にだって目を向けて、

晒し、認め、赦し、愛してきた。

自分にも、相手にも。

 

 

 

あれから2年半。

 


「あれから、なおとはどう?」

 


と聞かれ、

 


「え、いまはめっちゃさいこー。しあわせ。」

 


って即答する自分がいた。

 

 

 

性のことって、

すんごくナイーブだし

繊細なところだし

大好きで大切な人ほど、

踏み込むのがこわいテーマ。

 


私に関しては

自分の核となる部分と性ってのが

密接に関わっていたから、

直とのこれまでのプロセスで、

胸が心が痛いこともあったし、

ありとあらゆる感情・記憶が涙として昇華されてったことも、たくさんあった。

 

 

 

そんな、「性」。

そこから目を背けずに

何度も何度も、向かい合ってきたからこそ、

真っ向勝負しまくったからこそ、

 

 

 

たどり着いてる、いま、がある。

 

 

 

味わえている、まぐあいの世界がある。

 

 

 

トマにふと、

 


「まゆってパンセクシャル?」と聞かれ、

 


「うーん、違うと思う。」

 


って答えた。

 


直と出会うまで、

わたしはずっと男の人としかお付き合いもせっくすもしたことなかった。

 


でも、なぜか直と出会ってから

なんともなく自然と直のそのままを受け入れてるわたしがいた。

 


だからって、

わたしは自分が

パンセクシャルとか

レズビアンになったとは思わない。

 


【直が、直だったから、好きになった。】

 

 

 

それしか言えない。

 

 

 

その事実によって、

わたしのセクシャリティーのカテゴライズは、特に変化するものではないと思ってる。

 

 

 

直と出会い初めて、わたしがひとの女性器を愛でるという機会が生まれたけど、だからって、わたしの性的指向が女性になったわけではない。

かと言って、これからも変わらず好きになるのもせっくすするのも男性です、と言うのもそうだとは思うのだけど言い切るのってなんだか、変。

かと言って、わたしはパンセクシャルで好きになる人に性別は関係ありません!とも言えない。そんな気はしてないし。。笑

 

 

 

 

男子トイレに入り、女湯に入る


直は、男でもないし、女でもない。

直は、男でもあって、女でもない。

 


ただ、直。

 

 

 

だからわたしも必然的にカテゴライズの外なんだなと。

 

 

 

 

そこには、

LGBTQとかパンセクシャルやらなんやらの外に、

 


ただの、直

ただの、茉優

 


が、惹かれ合い愛し合った

 


それで終わり、なんだなーって。

 

 

 

きっとみんなそうなんだけど。

 


こんなにも、まじまじとリアルに

性別を超えてるからこその、この面白さを感じたのでした。

 


おわり。

 

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