Mi amas vin.

My life is my message

さようなら。

 

『目の前から消えろ。』

 

 

そう言われ、

消えると選んだ。

もう、

この人とは一緒にいないと

選んだ。

 

 

 

 

自分の中の

心の声が

ないがしろにされて

だから

デストロイヤー出てきて

暴力的な運転して、

それはぜーんぶ、

茉優のせいだと。

 

 

わたしのせいらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直の思い通りなんかに

動いてたまるか

都合に振り回されてたまるか

 

 

怖い中寒い中、4時間も歩いてたまるか

 

 

早く会いたいのに。

 

 

 

お互いに待ってる。

 

直は壇山で茉優を待ち、

茉優はシェアで直を待つ。

 

 

なんなんだこれは一体。

 

どうして、

お互いに一緒にいたいという思いのまま

一緒にいれない?

 

 

ずっとそう思って朝が来た。

 

 

でも、そう思い続けてる限り

なにをしてもつまらないし

なにを食べても満足しない

 

 

だから、

行こう。

 

 

そう決めて、

 

あっためてって言ってたから

きっと何か温かいものが欲しいだろうなあ

って思って、

 

 

なにが欲しいか聞き、

味噌汁とのリクエスト。

 

 

味噌汁つくって

おにぎり握って

厚揚げのやつやいて、

準備を整えて、

今日出るシェアの掃除もして

荷物も全部まとめて、

朝、家を出た。

 

 

 

 

すると、道中、

お味噌汁をポットの中に入れなかった

ことに気がついて、

なぜかタッパに入れたわたしは

着く頃には、

温かいうちに直に届けれないと気がついて

意気消沈。

足取りが重くなった。

 

 

でもなんとか

50分かけてやっと壇山の登山口までついた。

 

 

早く会いたいし

直の体があったまるよう

少しでもあったかいうちに

作った味噌汁飲んで欲しいし、

 

下まで迎えにきてくれないかなと思って、

 

「迎えに来ないのは、負けた気がするから?」

 

と聞いた。

 

「や、違うよ。」と直。

 

 

「じゃあどうして?」

 

 

そう聞いても、

答えがなかった。

 

返事してくれなかった。

 

 

 

 

 

そしたら、

先日壇山の頂上まで乗せてくれて

みかんも吊るし柿もくれた

おばちゃんが、なんと目の前に!!!!!

 

 

 

奇跡だ!!

神様が、直のところまで運んでくれるんだ!

 

って喜んだ。

 

少しでも早く会える。

少しでもあったかいうちに味噌汁を届けられる。

 

 

そう、うきうきしてた。

 

 

 

でも、直の態度は豹変した。

 

 

 

帰ると言い出して

味噌汁もいらないと言い出して

直がいると言った場所に行っても

直はいなかった。

 

 

 

 

わたしが、

わたしらしく在ること。

ひとの力を借りて、生きること。

 

 

それが気にくわないみたい。

それは、直のニーズとマッチしないみたい。

 

 

[直に対する茉優の思い]を

かたちで知ろうとする。

かたちで計ろうとする。

かたちで判断しようとする。

 

 

 

わたしには、

ひとの差し出してくれる手をとって、

ひとの助けを借りて

直に会いに行くということが、

 

 

なぜ、

直の思いをくんでないだとか

茉優のきもちが見られないだとか

直のニーズではなくなって

直が全然嬉しくなくなるのか、

 

今も理解ができない。

 

 

 

『やったね!奇跡だね!

これで早く会えるね!』

 

ってわたしならなる。

 

 

でも、

直はわたしではない。

 

わたしも直ではない。

 

 

だから、分かり合えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして、

ただ、一緒にいるだけで、

ただ、そばにいるだけで、

2人の間にある、

目には見えないけれど

確かに存在してるもの

を、

信じれないのだろう。

それだけでは満足ができないのだろう。

 

 

心の声がないがしろにされて、

暴力的になるのが、

『わたしのせい』と、言われるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇野港で、

ばらばらに

解散すると、言われた。

 

 

初めは、

茉優が宇野で解散したそうに見える

 

と言われた。

 

でもわたしは、解散したいだなんて思ってなかった。どことなく、たこ焼きを買ってくれてシェアに迎えきてくれたのがうれしくて、そこで高知に行くんだとおばちゃんにしゃべってて、ああ、直の中ではまだ茉優と一緒に帰るって思いが残ってるんだって思って嬉しかった。

だから、解散する気なんて、あるわけなかった。

 

 

でも、

直は、

何かが納得いってないと言っていた。

 

なにがと聞いても

全部  とか

さあ  とか

わからない  とか。

 

 

 

 

だから、

直が解散したいってことでしょってなった。

 

 

 

 

 

 

宇野港に到着し、

直は颯爽と、

ひとり、車を走らせた。

 

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道路を歩きながら

バスに乗りながら、

 

「直がいたらな」

 

なんて何度も思ってしまうけど、

消えろと言われたのだから仕方がない。

いい表情をして、

なにも後ろを振り返ることなく

車を走らせた直がいるのだから、

仕方がない。

 

 

 

 

と、いうわけで、

わたしは、また、フリーの身になりました。

 

 

 

どこへ転がって行くのかなあ〜〜。

 

 

 

 

わたしのいる豊島に来るために

12時間ひとりで、車を走らせ、

 

また、

豊島から群馬への帰り道、

ひとり、車を走らせる。

 

 

ある意味、すごい選択だよね。

 

 

 

でも、

苦しいのは茉優のせいと言われ

離れてた方が楽と言われ

そう、直が決めたことなのだから、

どうしようもない。

 

 

 

わたしは、わたしで、生きていこう。

 

 

 

次いつ会うのかもわからないし

会えるのかもわからないけど、

 

 

ありがとう。

今まで。

お元気で。

 

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